「二人目育児でイライラしている……」そんな悩みをお持ちではないですか?
きっと、上のお子さんと下のお子さんとの年の差は1~3歳。
どちらも乳幼児でお世話に手がかかる年頃ではないでしょうか。
私は7歳と4歳の男の子を育てる主婦で、3人目妊娠中です。
少し前までは、私もままならない子育てにイライラしてばかりでした。
その頃を振り返って、どうしたら子育てのイライラを解消できるかを書いていきます。
こんなことが大変だった、2人目育児
- 2人一緒にお世話しなきゃならない……オムツ替え、寝かしつけ、仕事が倍に!
私が2人目育児で一番大変だった時期は、長男が幼稚園の年少さん、次男が1歳になる前の離乳食の頃でした。
朝は早起きして長男の幼稚園のお弁当と朝食、次男の離乳食を用意します。
その合間に長男を起こして着替えと幼稚園の準備を手伝い、朝食を食べるのを急かしながら次男に離乳食を食べさせます。
時計をチラチラ見ながら自分の支度をし、慌てて長男を幼稚園に送っていく。
そんな毎日でした。
自分の朝食を食べるのを忘れるのはしょっちゅうでした。
うちの子どもたちは年の差が3歳あったので、長男が幼稚園に行ったあとは次男と2人だけの時間が持てたので、まだマシだったかもしれません。
年子や2歳差だと、午前中の家事も2人の子を見ながらしなければならず、その後公園へ外遊びに連れて行って……とお世話に途切れがないでしょう。
夜の寝かしつけも、やっと長男を寝かしつけたら次男が起きる、またはその逆……の繰り返しでキリがありませんでした。
私がいると遊んでもらいたくなるみたいだったので、私が真っ先に寝るか、諦めて布団から出てしまう……ってことも多かったです。
上の子が赤ちゃん返りした……下の子のお世話に集中できない
次男を出産してすぐは、実家の両親が手伝いに来てくれたこともあって余裕があり、長男の赤ちゃん返りを意識することはありませんでした。
3ヶ月位経ってからでしょうか。
長男がベタベタとくっついてきて、次男を抱っこしているのに膝に乗ってこようとするのです。
はじめは「これが赤ちゃん返りなのかー」くらいに軽く考えていたのですが、何度も足にまとわりついてくると危ないし動けないしとだんだんイライラしてしまうようになりました。
イライラすると長男の寂しい気持ちを受け止めてあげられないので、ますますベタベタされるようになって悪循環でした。
自分のケアができない!時間がない!
乳児の世話に精神が24時間張り詰めた状態で、昼間は長男のお世話もしなければならない。
本当に1日があっという間でした。
当時の私は産後なかなか体力が戻らず、夕方になるとエネルギーが切れてぐったりとソファに座ったまま動けない、ということがよくありました。
夕食を作らなければ……と焦りながら黄昏泣きをする次男をあやし、お腹が空いただの一緒に遊ぼうだの言ってくる長男にうわの空で返事をしていました。
どうしても動けなくて、仕事から帰ってくる夫におかずを買ってくるよう頼んだり、宅配ピザを注文したりしてしのぐことも多かったです。
どうしたら二人目育児のイライラを解消できる?……
イライラしているのは頑張り過ぎているからです。
小さな息子達の育児に追われている時間は、嵐のようでした。
正直、余裕がなさ過ぎて子どもたちをかわいいと思う時間が持てなかったくらいです。
子どもたちにもっと笑顔を向けたかった。
乳幼児育児をもっと楽しみたかった。
振り返って、そう思います。
イライラしていたのは、私の要領が悪かったのもあるけれど、きっと頑張りすぎていたから。
今の私だったら、いっぱいいっぱいだった私にこんなアドバイスをします。
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パートナーにもっと頼ろう、外部の助けも借りよう
私の夫は家事にも育児にも積極的です。
でも、私の中で「夫は仕事を頑張っている、私は専業主婦なんだから家のことはちゃんとやらないと」と頑なに思っていたところがありました。
時間もないし、体力もないのだから、もっと夫に相談し、頼ればよかったなと思います。
今は妊婦の私の体を気遣って、自分から洗濯や買い物をしてくれています。
保育園の一時預かりや、自治体が行っているファミリー・サポート・センター、民間のベビーシッターなども、もっと頻繁に活用すればよかったです。
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頼りになるのは家事家電と作り置き、レトルト離乳食
子どもの世話に集中し、自分のケアをする時間を作るためには、家事をする時間を減らすのが一番です。
出来るなら、ロボット掃除機、食洗機、洗濯乾燥機があると本当に楽になります。
特に食洗機は使ってよかったものです。
食器洗いの時間が3分の1になるので、その分、別のことに使えます。
朝バタバタと時間がないときには市販のレトルト離乳食を活用し、夕方ご飯を作る体力がないときに備えて、おかずを作り置きしておくのがいいですね。
おかずの作り置きは、慣れると1時間で4~5品は作れるようになります。
スキマ時間に一品作っておくだけでも、心の余裕になります。
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上の子は親御さんの力になりたい
イライラしていると、上のお子さんのことをつい「甘えん坊でじゃまばかりする!」なんて思っていませんか?
上のお子さんに、簡単なことからお手伝いをしてもらうのはどうでしょう。
食卓にお箸を並べてもらうとか、割れないコップを運んでもらうとか、玉ねぎの皮を向いてもらうとか。
はじめはうまく行かなくてイライラが増すこともあるかもしれません。
でもそのうちできるようになって、自分も助かるし、お子さんも自分の働きが認められて嬉しそうにします。
お世話するだけでなく、お子さんの力を借りるものいいですよ。
実はこの時期を抜けたら2人目育児はぐんと楽になる
子どもが2人とも乳幼児である、この時期が一番大変です。
実はこの時期を抜けたら、1人だけ育てていたときよりもぐんと楽になります。
下の子は上の子を見て学び、トイレトレーニングもご飯を食べるのも早くできるようになります。
時間がかかっていた寝かしつけも、いつの間に子どもたちだけで寝てくれ、安全面に気をつければ、お風呂にも入ってくれるようにもなります。
一緒に遊んでくれるだけでもとても助かります。
親が相手をしなければならない時間が、子どもたちの成長に連れてどんどん減ってくるのです。
今が一番大変、後は楽になるだけ……!
そう思って、育児を楽しむことを最優先に、今を乗り切ってくださいね。