1歳8ヶ月の娘の母親やってます。

現在は専業主婦、以前は結婚式場でウェディングプランナーやってました。

今はどうかわかりませんが私がプランナーをやっていた式場は、

繁忙期朝は5時出勤、終わりは二次会の片付け・明日の式の準備が終わった深夜2時…

 

そんな勤務は当たり前でした。

 

サービス業ですからね、残業代なんてもちろんありません。

 

 

休みも週1回あれば御の字、働かせてもらっていることが有難いという考えの会社でした。

 

今の時代ならブラック企業だ~とかなんとか騒がれるかもしれませんが。

 

仕事は楽しくやりがいもあったけれど結婚してやめていく同期、出産する同級生を見て

当時の私は思っていました。

 

私も専業主婦して子育てしたい~!!

だって毎日だらだらできるじゃん!毎日が休みじゃん!羨ましい~!

 

・・・いや、若かったです。

 

アホでした。

 

何も知らなかったです。

 

昔の自分を往復ビンタして世の母親に土下座して謝りたいです。

 

 

がむしゃらに仕事をした経験も有、専業主婦で子育て経験有の私が思う

母親という職業の大変さとは。

 

ちょっと愚痴ばっかりですけど「そうそう、あるあるっ」て思ってもらえれば。。。

 

 

 

どこへでも行けたあの頃の私

 

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娘が産まれたあの時から私の生活は大きく変わりました。

自分のために使える時間がほぼなくなった。0と言ってもいい。

働いている時も忙しく自分のために使う時間なんてない気がしていました。

 

けれど働いていた時はお昼ご飯を食べれて休憩という時間が与えられる。

この仕事はいつ終わるのだろうと途方にくれても仕事だったら

いつか終わりがきて家に帰ることができますよね。

 

その後は出勤まで自分の自由。

例えばお風呂にゆっくり入って肌の手入れをし足のマッサージをしながらテレビを

見るとか可能です。。

 

お仕事がサービス業だったので

 

気難しいお客様だっている、クレームになって謝罪に行き5時間正座することもありました。

しかしお客様は日本語を、言葉を理解してくれます。

 

・・・まぁ稀に意思の疎通が困難なお客様もいましたが(笑)

 

丁寧に言葉を尽くせば分かってくださるお客様がほとんどでした。

 

そして何より休日があります。

 

その1日は何をしてもいいです。

 

買い物に出かけてもいいし

友達とランチに行ったり映画や温泉に行くこともできます。

次の日の仕事に響かないように(響くことも多々あったけれど)飲みに行ったりクラブに行ってもいいのです。

 

何もせず寝て過ごすなんてのもあり。とにもかくにも好きなようにできる!

もう一度言う!何をしてもいいのだ!そんな幸せなことってない。

 

子育て始めた時にこのギャップに結構ストレスを感じたわけです。

 

 

母親という職業は休憩がなくてヘトヘト

 

 

一方、母親という職業はどうでしょうか。

まず休憩という概念自体が存在しませんよね。

 

私の行動はすべて娘の○○をしながらするということになります。

 

娘のご飯を食べさせながら自分も食べる、

 

娘のおままごとに付き合いながら出かける準備をする、

 

泣きながら抱っこをせがむ娘をなだめながらトイレへ駆け込む。

 

ここで娘が昼寝をしている間や寝ている間に自分の時間があるだろうと

思われるかもしません。

 

私も子供が産まれる前までそう思っていました。

しかしそうは問屋が卸さなかったですね。

 

赤ちゃんが歩きだすと大変!

 

昼寝の間に掃除、洗濯、次の食事の準備をしたい、

食料品・日用品の買い出しにもでかけたい。

なんせ歩き出した娘はこの世界のものすべてに興味があります。

まっすぐ歩けないくせにどこかへ行きたがるという状況に。

 

やりたいことは山ほどあるのにこの半分も叶わないまま

娘が起き出してくるわけですよ。

 

そして仕事はどんどんたまっていく。

このたまった仕事は娘が夜、寝た後へ持ち越されることに。

 

 

この仕事に終わっていいよと言ってくれる上司も手伝おうかと言ってくれる同僚もいません。

私の共働きの友達達は口を揃えて言う、仕事なんて子育てより楽!

だってゆっくりコーヒー飲む時間があるじゃんってね。

私はその言葉を聞いた時、心から賛同しました。

 

 

言葉が通じない時がやっぱり大変!

 

次に言葉が通じない大変さ。

 

日本語はもちろん、英語もフランス語もそれは同じです。

意思の疎通が不可能、ボディランゲージさえも娘にとってはなしのつぶて。

やってほしいことも何もかも私の場合は運まかせのようなところがあった気がします

昨日はできたことが今日はやってくれない、すべては娘の気分次第で決まるのです。

 

休みがないのが大変

 

そして最大の違い!

 

休みがなーーーい!!

1日自分の好きなことしていい日なんて私は娘が産まれてから

1度も訪れていません。

 

協力してくれない旦那~これが結構怒りポイントでした。

 

素敵な旦那様がいる家は今日は僕が見ているからゆっくりしておいでなんてことがあるのかもしれないけれど我が家はなかったです。

 

そんな気の利く旦那、この世に存在するのかい?

私はテレビや漫画の中だけの存在、又は絶滅危惧種だと思っています。

 

たとえば美容院ひとつ行くのだってまず娘を預ける人を探すことからはじめなければならないです。

 

旦那に預けるのだって嫌な顔ひとつせず預かってくれればいいけれどごめんね、ありがとうとか言ってご機嫌うかがっています。

 

 

我が家はそれで1度ケンカしていますね。

 

なんでてめぇはメール1本で飲みに行けて!!

私は何ヶ月ぶりかの美容院にこんなにへこへこして気を遣っていかなきゃ

なんねーんだよ、ばかやろー!とブチ切れたことがありますよ。

 

それ以前に毎日の家事、育児を休むことなんて許されないのです。

365日。それはずっとずっと続く。

 

子供が大きくなって言葉が通じるようになり、自分のことが少しずつできるようになると

また変化してくるんでしょうけど。

 

はじめての子育てのときなどこれが永遠に続くようで不安になります。

 

そしてストレスになるんですね。

 

子育てと仕事どっちが大変?

 

 

私は結婚して子供を産んだ女性の方が、シングルで働いている女性や

出産をしていない女性よりえらいなんて言う気はさらさらありません。

 

どっちも経験しましたので。

 

どちらがどうかなんて決められない、大変さの種類が違います。

 

それを比べる事は男性に仕事と私、どっちが大事なの!という女性くらい

お門違いなことなのです。

 

 

一生懸命、家族のために働いている旦那にも感謝しています。

我が家の生活は今のところ旦那にすべてかかっているので。

彼の責任と重圧はとてもとても重いですし、それは計り知れないですね。

 

ただ知っておいて欲しかったのだ。全世界の全ての父親、昔の私ような女性に。

 

専業主婦は気楽な稼業じゃありません。

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